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下地補修って何?何故大切なの?

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下地補修は重要な工程です!決しておろそかにする事なかれ!

下地補修は重要な工程です!決しておろそかにする事なかれ!

2022/03/17

下地補修とはどんなもの?

「リフォーム」、「修繕」、「改修工事」。言葉は違えど意味は同じです。

建築物の失われた機能を取り戻したり、経年劣化で生じた不具合を解消したりして、

併せて外観を綺麗にする事を指します。

様々な工種によって成り立ち、規模によっては半年以上に渡って行われることもあります。

そうした幾つもの工種の中で今回は「下地補修」についてお話しします。

下地補修とは何

下地補修について説明するぞ

下地補修というのは「躯体補修」とも呼ばれるもので、

言わば、仕上げ面の裏側ないし下側の部分を補修する事を言うのじゃよ。

建築工事において「仕上げ」と言えばそうじゃなのぉ、

例えば一軒家の壁にペンキが塗られていて綺麗に仕上がっている部分とでも言えばよいか。

あるいは、様々な凹凸や模様がついたサイディングボードが張られ、

見た目にも綺麗な誰もが見たままに「仕上がってる」と思える事を言う。

これに対して、下地は目には見えんが、その奥と言うか下側に隠れている部分を指し、

「素地」と表現することもある。

この部分をしっかりと直さずに表面だけ直したりしたら、根本が解決しとらんせいで、

いずれ悪影響が出てしまうじゃろう。

 

下地補修とは何

下地補修は普段は見えにくい部分を直す事です

なるほどにゃ、見えない奥の方に悪いやつがいて、それをやっつけるってことかにゃ?

ほれ、あれにゃ!

虫歯が痛くて歯医者さんに行くと根っこの奥の方をぐりぐり、ぐりぐり~っと

何回も何回も治療してからようやく被せものをするけど、

それをやらずにいきなり被せてもダメ!って事なのかにゃ。

下地補修の内容

下地補修で具体的に行う事

いきなりやっつけるだの被せるだの言い始めたから何かと思えば、

当たらずといえども遠からず、そのイメージでよいじゃろう。

表現を借りるなら、「下地補修は表面より下の内部を治療するという事」と言えるのぉ。

さて、実際にどんな事をするのかと言うと

クラック補修」「欠損補修」「爆裂補修」「浮き補修」「脆弱塗膜補修

などが主なものになる。

クラックと言うのは「ひび割れ」の事で、そのひび割れの大きさによって幾つかの工法がある。

欠損は「穴や凹み」のことじゃ。それを直すわけじゃな。

爆裂と言うのはなにかアニメにでも出てきそうな言葉じゃが、れっきとした建築用語なのじゃよ。

内部の鉄筋などが錆び付いてしまい、体積が増したことによって周辺部を盛り上げてしまう。

その結果膨らんだり、膨らんだ部分が崩れて穴が空いたりしてしまった箇所を補修するのじゃ。

脆弱部とは表面が弱くなった状態かの。

塗装面(表面が塗装されている面)だと塗膜欠損という事もある。

下地がどうなっているかによってそれぞれ対処法が異なってくるという事じゃな。

下地補修の内容

浮き補修って何?

なるほどにゃ。ひび割れたり、穴が空いたりしていたら

そこから雨もりしたりしそうだし、ちゃんと直さないといけないわけだにゃ。

でもあれ?それじゃぁ浮き補修ってうのは何のことにゃ?

下地補修の内容

塗装面の浮き補修とタイル面の浮き補修

ホホホ。説明し忘れとったようじゃな。メンゴメンゴ。

建物の表面が部分的に浮いてしまう事があるのじゃ。

これは塗装面でもタイル面(タイル仕上げをした面)でも起こる事で、

補修の仕方は似ているが多少違う部分もある。

わかりやすいのはタイルの「浮き」じゃの。

タイルは躯体(下地)にタイル用の接着モルタルで接着してるのじゃが、

経年劣化で剥離してしまう事があるんじゃ。

タイル周辺を囲んだメジ(材)でかろうじて落下せずにおるだけで、

気づかないうちに地表に落下してしまっている事もあるのじゃよ。

浮いているかどうかは見た目にはわからんが、

「打診棒」という先っちょが丸くなった調査道具で叩いてみるとわかる。

浮いてるタイルは、乾いた音と言うかなんと言うか、

周囲の正常な個所とは違った音が響くからそれでわかる。

その浮いたタイルが落下しないよう接着剤のようなものを注入するから

「注入工事」などと呼んだりもするかの。

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