株式会社ブラッチ

欠損補修とはどんな補修工事?

お問い合わせはこちら

下地補修~欠損補修編~

下地補修~欠損補修編~

2022/03/20

欠損補修は塗装面の穴や凹みを左官補修する事です。

クラックのように線状に伸びる状態異常とは異なり、

面として欠けた(あるいは欠けそうな)状態を示します。

前者はm単位で、後者は㎡単位で数量を表します。

欠損補修って何?

躯体(くたい)に穴や凹みがある状態を欠損、その補修を欠損補修と言います

欠損(けっそん)補修は確か穴や凹みを直す事だったかにゃ。

コンクリートやモルタルの穴を塞ぐって事でOK?

欠損補修と斫り

見た目に穴や凹みがなくても、明らかに脆くなって欠落しそうな時も欠損補修が必要

うむ、間違ってはおらんの。

ただし、穴が空いていなくても、もろくなっておって、

ちょっとした衝撃で落ちてしまうようなら欠損補修が必要となる。

つまり、躯体と呼ばれるコンクリート部分が劣化し、

建築した当初に比較して強度かなり落ちているならば、

そこも修繕した方が良いという事じゃ。

この場合はまず斫り(はつり)作業と言って、

そうした不良部分を取り除き、補修を行うのじゃ。

斫り作業について

斫り作業は手作業あるいは工具を使って行います。

にゃるほど。いかにも穴~~という所だけじゃなくて、

「隠れ穴~」的な部分も補修しないといけないって事かな。

でも斫る?って結構大変だったんじゃにゃかったか?

前に見た時はハンマーで叩いたり、ノミみたいなのでホリホリしてたような・・

ドリルみたいなやつで「だだだだだ~」ってやってるのも見たことある。

工具仕様に伴う粉塵やガラ

斫り作業では振動ドリルなどの工具を使う事もあり、粉塵が舞う事も・・・

いかにもいかにも。

斫り作業を手作業でするならば結構な力仕事となる。なかなかに骨が折れるぞ。

振動ドリルといった工具を用いる事でかなり作業も楽になる。

そのかわり、音と振動がもの凄くてな、

そうかと言って人力だけだとちと無理もあるしの、

なかなか悩ましい所じゃ。

工事前に発注者側にもそうした説明をする必要があるの。

最近じゃと、テレワークで自宅でお仕事されてるお宅もある。

テレビ会議などどうしても音出しを控えてほしい時には、

時間帯を考えて音出し作業をしないといかんの。

それと「粉塵(ふんじん)」や「ガラ」についても注意じゃ。

粉塵に対しては集塵機(しゅうじんき)という掃除機の親戚みたいなもので、

舞い上がる粉塵を吸い込みながら作業するのが一つの手じゃ。

斫り作業に伴う削り片については

ガラが落下しないようにするガラ受けを当てながら作業すべきじゃな。

実は前回話したクラック補修でも粉塵は舞う。

電動カッターで躯体を激しく削るのじゃからな。

大体において下地補修とは騒音と粉塵がつきものじゃ。

躯体を削る、斫ると作業が欠かせないからの。

そこら辺を発注者に十分説明せんと、後々クレームの原因となりうる。

埋め戻し

穴や凹みを左官補修する事を埋め戻しと言う事も・・

そして最後に穴を埋めて・・・と。

掘って、削って埋めて~といくわけにゃ。

確か「梅もどき?」と言ったかにゃ。

左官補修と肌合わせ

補修専用のモルタルで左官補修を行い肌合わせをします

それを言うなら「埋め戻し」じゃよ・・・。

欠損補修用によく使われる「Kモルタル」などを使って左官補修するのじゃ。

もちろんその前にきちんと清掃を行い、

ユニエポと言う専用防錆プライマーも塗らんといかんぞ。

そして、あと一手間。

クラック補修と同様「肌合わせ」をせんとな。

左官補修した直後にそのまま塗装したりしたら、

のぺーっとした仕上がりになってしもうてとても見れたものじゃありゃせんわい。

次の工程の準備を終わらせるところまでが下地補修じゃよ。

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。