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日野市一戸建て住宅外壁・屋根等塗装、目地シーリング工事お見積もり

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日野市一戸建て住宅外壁・屋根等塗装、目地シーリング工事お見積もり

日野市一戸建て住宅外壁・屋根等塗装、目地シーリング工事お見積もり

2022/03/31

日野市一戸建て住宅のお見積り。

外壁に指で触れるとチョーキングが。塗膜が劣化し塗り替え時期と判断。

目地のシーリングの劣化が顕著。打ち増し工法で前回リフォームした模様。

今回は打ち替え工法によるリフォームをご提案予定。

コロニアル屋根は色あせ、こちらも塗り替え時期でしょう。

クラック補修が必要なのと、棟包み(棟の押え板金)の釘が飛び出していたことから、下地板の劣化も予想されます。

見積り項目(施工項目)

1.仮設工事・・・一戸建てのリフォームなので、共通仮設、直接仮設に分けません。現場事務所とは必要ないですしね。足場架設・解体及び付帯工事。

2.外壁・屋根等洗浄・・・塗装前に不可欠な工程。埃などの汚れ、劣化塗膜などを高圧洗浄機で洗い落とします。バルコニーの床他施工箇所含む。

3.シーリング工事・・・外壁がサイディングの為目地やサッシ廻りに劣化したシーリング。打ち替え工法による施工ご提案。

帯天端入隅も水が差し込まないようご提案

4.各補修・・・コロニアル屋根のクラック補修。浸透接着材による施工予定。棟押え板金脱着、下地板交換。

5.屋根塗装・・・タスペーサー使用。シリコン塗料と遮熱塗料にてご提案。

6.外壁塗装・・・外壁・帯ラジカル制御型塗料、軒天エマルション系塗料、

7.鉄部他塗装・・・水切り・シャッターBOX他鉄部、雨どい(塩ビ)等は溶剤系(ニッペファインパーフェクトトップ等)

8.バルコニー・・・既存FRP防水。床、立上りトップコート

外壁のクリア塗料の劣化

日当たりの良い外壁ではクリア塗料の光沢がなくなり、劣化が見られました

ご覧のようにクリア塗装が劣化し、剥離・塗膜消失したような状態でした。

玄関周りなど太陽光や雨が当たりにくい箇所だと外壁表面に光沢があるものの、そうでない箇所では光沢もありません。

しかも手で触れると手に白い粉が付きました。

通常クリア塗装ではチョーキングが起きないので、前回塗り替え前の既存塗膜の劣化によるものなのでしょうか。

施主さんとお話しした結果ラジカル制御型塗料をご提案することとなりました。

ラジカル制御型塗料は単にラジカル塗料とも呼ばれ、チョーキングを防ぐ高い性能と、

優れた耐久性でシリコン塗料に取って代わりつつあります。

コストパフォーマンスの高いラジカル塗料について」で詳しくご説明しているのでご参照ください。

目地の劣化顕著

目地部のシーリングが剥がれたり、大きく隙間が空いてる箇所がありました

サイディングではボードとボードの継ぎ目や、サッシ廻りにシール材を充填し衝撃緩衝材・挙動吸収材などとして利用します。

そのため、外壁がサイディングの場合、塗装工事と併せて目地等のシーリング工事が必要になります。

現地到着後目についたのは目地の隙間や仕上げの雑さでした。旦那さんも「気に食わない」と不満なご様子。

それにしても隙間が多いなぁと思いつつ、各所の点検をしながら建物の周りをぐるっと一周するころには原因がわかってきました。

画像中央付近に変色している箇所があるのがわかりますでしょうか?

これは変色ではなく、前回施工した部分が捲れ、その下の部分が露出しているのです。

以上からわかるのが、11年ほど前に塗り替えした際には「打ち増し工法」によってシーリング工事を行ったであろう事。

打ち増し工法は決して手抜き工事ではありません。

世間一般的にも認識された工法です。

ですが、今ケースでは劣化を早める結果になってしまったようです。

シール工事の工法は大きく二つ。「打ち増し工法」と「打ち替え工法」があります。

両者の違いは充填するシール材の厚みとして現れます。

既存部分を撤去し、目地奥深くまでシール材を充填する(打ち替え)と、

既存部に重ね打つ(打ち増し)とでは当然仕上げの厚さが異なります。

試しに一部撤去し、施主さんにお見せすると違いにびっくりされてました。

1~1.5cmほどあった断面の中で、打ち増し部分は1mm程度かそれ未満。

この厚みでは塗装と変わりません。

塗装なら3回塗りでmm単位の厚みで当然ですが、シール工事ではcm単位もざらです。

打ち増し工法を選ぶにしても、厚みが確保できる見込みがないと耐久性に難が出ます。

今ケースでは正直選ぶメリットが少なく、耐久性を犠牲にしてまで選ぶ価値があるのか個人的には疑問です。

弊社では下請け業者(あるいは協力業者)としてマンション等の大規模修繕工事にも携わっていますが、

予算的に問題ないなら打ち替え工法を選んだ方が良いケースが多いのも確かです。

ただし、ALCボードやパワーボードではむしろ打ち増しで対応する事も多いです。

コロニアル屋根のクラック

コロニアル屋根のクラック補修

コロニアル屋根にクラックがありました。前回工事でもシール材で補修した跡も見られました。

放置しておくと欠落してしまうので、ちゃんと補修してから屋根塗装を行いましょう。

一般的にはシール材で補修するのですが、弊社では浸透性の接着剤で強固にくっつけてから塗装する事になりました。

シール補修でも十分防水機能や多少の接着力は出せますが、接着できるならそうした方が着実。

割れ目に浸透させ強くくっつけてから塗装すれば補強効果も出ますからね。

棟包みの釘の飛び出し

棟押え板金を固定する釘が飛び出すと・・・?

屋根の天辺の部分を棟押えあるいは棟包みと言います。この板金を固定する釘が飛び出しています。

板金の上から釘を打ち込み、下地の板にささっていたものが飛び出す場合、下地の板が傷んでしまっている可能性があります。

棟押え板金を取り外し、点検してみた方がよさそうです。脱着費と合わせて板を交換した際の費用もお見積りする事にしましょう。

このようにまずは不具合箇所を補修したらようやく塗装工事へと進みます。

見積りでは予想される不具合を予想し、それに要する費用も明確にしておくと、ご検討される施主さんも分かりやすいものです。

屋根塗装ではタスペーサーの使用も有効ですので、お見積り書提出の際に効果等を含めてご説明するつもりです。

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