チョーキングとは何?その原因は?
2022/03/27
外壁などに触れた時、チョークの粉みたいなものが着いてしまったら、
そろそろ塗り替えを考える時期になったとお考え下さい。
チョーキング(現象)と呼ばれ、経年劣化によって塗料に含まれる顔料が粉状になって表れた状態です。
塗装による防水機能が失われつつあるため、放置すると素地に不具合が生じ、ひどくなれば雨漏りの原因にもなりかねません。
チョーキングとは
チョーキングとその原因について
ふむ。確かに今すぐどうこうというほどではないの。
ただし、水が浸透する事でコンクリートが変質してしまう可能性があるし、
放っておけばやがてクラックや欠損など外壁にさらなる不具合が発生する恐れはある。
クラックから壁内部に水が入れば、大きな穴が空き、雨漏りするかもしれんしな。
チョーキングは塗料に含まれる顔料、
特に白色顔料(酸化チタン)が劣化して粉状となって表れたものじゃ。
有機塗料は合成樹脂であり、紫外線にさらされるうちに分解が進む。
チョーキング現象はこのようにして生じた塗膜の劣化を体現したようなものなのじゃよ。
チョーキングはやがて起こるものじゃ。
しかし、より耐久力を高める事で発生時期を遅らせる事はできる。
フッ素塗料は確かに高価じゃが、あの耐久性は魅力じゃの。
また、ラジカル塗料もまた、有機物を劣化させる因子を制御する事で、
長く住まいを保護する事ができよう。