日野市アパート外壁塗装・屋根補修工事
2020/07/08
長くお付き合いしているアパートのオーナー様から外壁の塗り替えや屋根補修等のご相談を受けました。
目次
- ○ 外壁塗装と屋根補修で雨漏りや暑さのお悩み解決
- ・202号室で雨漏りしている
- ・夏場二階の部屋がとても暑くなってしまう
- ・階段の鉄骨などの塗装がめくれ、錆が目立つ
- ○ 外壁塗装・屋根補修工事風景
- ・チョーキングが見られた
- ・足場架設
- ・各所養生
- ・野地板張り
- ・屋根施工完了
- ・外壁塗装完了
外壁塗装と屋根補修で雨漏りや暑さのお悩み解決
日野市にあるアパートのオーナー様のお悩みは以下の三つでした
1、202号室で雨漏りしている
2、夏場二階の部屋がとても暑くなってしまう
3、階段の鉄骨などの塗装がめくれ、錆が目立つ
外壁塗装・屋根補修工事風景
●チョーキングが見られた
●足場架設
●各所養生
●野地板張り
●屋根施工完了
●外壁塗装完了
202号室で雨漏りしている
コロニアルは劣化し苔も生えていました。
屋根上を歩くと下に沈む感じです。ルーフィングも傷んでいたのでしょう。
少し特殊な構造をしていて、吹き替えるために既存のコロニアルを剥がすのは悪手でした。
夏場二階の部屋がとても暑くなってしまう
実はこの建物、屋根裏部屋が無い構造でした。
どういうことかと言えば、屋根と室内とを遮る空気層がない。
つまり、2階部屋の天井がほぼ屋根という構造のため、日差しによって生じた熱がほぼ直接室内に伝わる作りだったのです。
これでは暑いはずですね。
そこで既存の屋根の上に断熱効果のある建材を加えつつ重ね葺くという工法を選びました。
階段の鉄骨などの塗装がめくれ、錆が目立つ
錆びは鉄の天敵です。鉄は錆びると脆くなり、放っておくと穴が開く事もあるくらいです。
錆を落とし、錆止めを塗ってメンテナンスしないといけません。
外壁塗装・屋根補修工事風景
では実際の施工写真とともに施工の様子をお届けします。
チョーキングが見られた
壁を触った手にこうして白い粉が着く時は塗り替え時のサイン。
これは劣化した塗膜が粉となっている状態で、塗装による防水効果が弱くなっている状態です。
誤解しないでいただきたいのは、チョーキングが見られているからと言って完全に防水性能が失われているわけではなく、
多少なりともの効果は残っています。
ただし、これを放置すると外壁材の劣化を招きます。世間一般的に言われるように塗り替えを考える時期となります。
足場架設
足場を架設し、修繕工事の工程を進めます。
足場が組み上がれば、飛散防止のメッシュシートを張り、
高圧洗浄機による水洗いを行います。
各所養生
塗装しない部分は「マスカ(ガムテープとビニールが一体となったもの)」やノンポリと呼ばれるものなどを用いて、
塗料が付着しないよう覆います。
これを「養生」と呼びます。
養生は非塗装部分の保護に加え、キチっと綺麗な線を出すためにも用います。
野地板張り
既存のコロニアルに新規のルーフィング、スタイロフォーム、野地板そして新規コロニアルを重ね葺きます。
既存のコロニアルの上にさらに上記工程で重ね合わせる事で、ある程度遮熱効果、断熱効果が見込めます。
屋根施工完了
コロニアルの重ね葺が完了しました。
外壁塗装完了
外壁塗装も終わり施工完了です。雨漏りも解消し、2階の居室でもかつてほど熱せられる事はなくなったそうです。